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スタッフブログ

お天気と気圧と体の状態と。

こんばんは☪セラピストの前村です。

 

早いもので明日から9月ですね?

少しずつ日が短くなり、空や空気が秋めいてきたように感じます。

 

この時期増えるのが台風の襲来!?

今回はお天気による「気象病」について。

気象病とは、気温や湿度、気圧など天候の変化によって起こる体の不調の総称です。

雨が降る前日や当日、台風に見舞われた時にいつもは出ないような
症状が見られる、という経験はありませんか?

 

一般的には

頭痛
関節の痛み
肩こり
首の痛みやコリ
神経痛
めまい
耳鳴り
精神の不安定
高血圧
不整脈etc・・・

など、人により様々な症状が見られます。

 

また慢性的な症状というわけではなく一時的に症状が起こりますが、
しばらくしたら治っていたというケースが少なくありません。
これは天候が一時的に変化したときだけ症状が起こり、天候が元に戻ると症状も改善するからです。

メカニズムとして、人の体には常に約14~16tの空気の圧力が掛かっており、
それを体の中から同じ力で押し返して、体が押し潰されないように保っているそうです。

体の外から加わる圧力の変化に対し、体の内側の圧力を合わせる調整がスムーズにいかなくなることが、
気圧の変化によって起こる不調の原因となるようです。

同様に、気温や湿度が変化すれば、その変化に体を順応させる必要も出てくる為、
暑くなれば発汗を促し、寒くなれば体温を作るなど、湿度の変化に大しても同じような調整が必要になります。

こうした外部の天気や天候の変化に対して人間が恒常性を維持する機能がスムーズに働かなくなる場合に、
気象病という形で様々な症状が現れることになるのです。

そして大気は気圧が低ければ低いほど気温も低下します。
気圧の低下と気温の低下のWパンチで体に受ける身体的ダメージやストレスも大きくなります。

更に天候の変化は自律神経に大きな影響を与えます。
自律神経は自分の意思とは関係なく働き、体の様々な機能をコントロールしています。
血圧、血流、体温調節、内臓の働きなど、体の機能が正常に働くためには自律神経の働きが大きく関わっています。

気圧や気温、湿度など天候の変化を敏感に察知して、体の変化に対応するのも自律神経の役割です。
そのため、天候が変わる頻度や度合いが大きければ、自律神経が体を調整する作用の負担も大きくなり、
必然的に自律神経が乱れやすくなるのです。

気象病の症状が起こるとき、多くの人は自律神経のうち交感神経が優位になるといわれています。
もちろんバランスが大事なのですが、統計的にも交感神経が過敏になりやすい人が気象病を発症しやすいようです。

 

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