春は何かと不安定ですが、花や植物から元気をもらっている高橋です。
遠い遠いはるか昔の奈良時代、和歌の原点である万葉集が成立されました。
貴族や農民など、幅広い身分の人が詠んだ歌は4500首以上になるそうで、万葉集は『万の言の葉』が由来との説もよく分かります。
130年間に詠まれた歌は、男女の恋の歌、人の死を悼む歌、それ以外の歌(宮廷関係の歌、自然や四季をめでた歌、旅の歌など)と3つに分かれているそうです。
今も昔も、歌の題材は変わりませんね。会いたくて会いたくて~と、平成の西野カナも同じようです。
『梅花の歌』から引用された、新元号の『令和』。もうお馴染みですね。
「初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す」
少し難しいですが、梅の開花とともに春の訪れを喜んだ歌との事。
『令和』には、春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい、との願いが込められているそうです。
平成で一番売れた『世界にひとつだけの花』。
ナンバーワンでなくオンリーワンという主題は、たくさんのバラの中でも、自分が世話をしたバラは愛おしく一番のバラである、という星の王子様の内容が元になっている、とWikipediaに記載されていました。
花を読む歌は、いつの時代も万人に共感され、また心揺さぶられるものなんだなぁと感じました。
そろそろ梅雨入りしそうですが、植物にとっては恵の雨。
人にとってもきっと恵があるはず!
雨の日もファシアでのメンテナンス、おすすめです♪
高橋